IIDX難易度平均値の推移

IIDX における難易度高騰化という問題がよく叫ばれている.
既存プレイヤーの技術の上達に伴い,譜面難易度は難化し,ますます初心者には取っつき難い現状を加速させている.
BEGINNERS モードや PARTY モードといったような新規プレイヤー獲得の試みがバージョンを重ねるごとに見られるが,敷居が高いゲームであることは変わらず,こういった試みが功を奏しているかは定かではない.

…というのは全て私自身が勝手に「~と感じている」という話であり,実際にどうなのかはたぶん誰にもわからないことだろう. ちょっと前まで SP 皆伝にいたはずの FIRE FIRE[A] やら蠍火[A]は今や 10 段レベルにまで落ちているのも現状である. 後者などは IIDX RED の時代では One More Lovely[A] と肩を並べる最強クラスの楽曲であったことには違いない. 最近では難易度の話をすれば,やれ冥だやれ卑弥呼だといった影にすっかり隠れてしまっている.

上の方のレベルを見てはきりがないが,それ以外に目を当てても全体的な難易度が上がっているとよく耳にする.
そこで実際にどうなのかと,ごく単純に難易度の平均値推移(シングル)を以下にプロットしてみた.
なお,用いたデータは公式により 12 段階難易度が一度でも与えられた EMPRESS(16th) までの楽曲であり,それに該当しないものは欠測値とした.難易度は SERIUS(17th) に準拠.また便宜上,1st=0, substream=1 とした.

ASCENDING
Fig.1 : 平均難易度の推移(シングル)


グラフ中の色はそれぞれ NORMAL/HYPER/ANOTHER を表している.
1st~3rd style あたりは 12段階難易度が与えられている曲数が少ないためやや変動が大きい.
しかしながらそれ以降のバージョンでは,どの難易度においてもおおよそ右肩上がりに平均難易度が増加していると見てとれる.
HYPER/ANOTHER に対して比較的緩やかではあるが NORMAL でもバージョンが進むに連れて難易度の平均値は徐々に上がっていることがわかる.

また図中に示した直線はバージョン数を説明変数とした 1 次の回帰直線であり,色は難易度に合わせている.
回帰直線は以下の通り.

NORMAL : y = 3.31 + 0.13 * x
HYPER : y = 4.98 + 0.24 * x
ANOTHER : y = 6.73 + 0.24 * x

y は各平均難易度,x はバージョンである.
3 式全てにおいて切片と傾きは高度に有意であった(p < .0001).
しかし説明変数がバージョンの数値だけで,さらにそれをカテゴリカルとして扱ったわけでもなく,上述したように初期に近いバージョンほど楽曲数が少ない,1st と substream のナンバリングなどの多くの問題を殆ど無視してかなり無理やり出したに過ぎないので注意.

従ってあくまで 1 つの目安に過ぎないが,バージョンが進むに伴って全体的な譜面難易度も上がっているようである. 仮に 20th style になったとして,SPANOTHER の平均難易度は 11を越える
流石に言い過ぎな値に見えるが,今から数年後,あながちこれがあまり外れない値だったらと思うと…

今後の IIDX の難易度がどのようになっていくか,不安半分楽しみ半分で見ていきたい.

テーマ : beat mania?DX
ジャンル : ゲーム

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